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中卒後進路のいろいろ#3

定時制高校と通信制高校ってどんな学校?入学方法や費用はどれくらい

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「高卒資格が取れる学校とは?学校の種類と違いって?」では、中学卒業後の進路について紹介しました。

今回は、中学卒業後の進路のうち、定時制高校と通信制高校の違いについて紹介します。

定時制高校と通信制高校の違い

「高卒資格が取れる学校とは?学校の種類と違いって?」で紹介したように、学校を区別するものの1つに「課程」というものがあり、学ぶ時間や場所の違いがあります。
逆に、それ以外にはどの高校でもほとんど違いがなく、どの課程を選んだとしても「高校」なので、卒業すれば学歴として「高卒」と言うことができます。

下の表は定時制高校と通信制高校の特徴です。
定時制課程通信制課程
勉強する場所学校自宅(自宅学習コース)か
学校(通学コース)か選べる
1日の授業時間の目安4時間程度
(通う時間を午前・午後・夜間から選べる)
自宅学習の場合は自由
通学する場合は6時間程度
卒業年数の目安3~4年3年~制限がないところが多い
どちらの課程の学校も、普通の高校と同じく部活動があったり、制服がある学校もあります。

定時制高校のメリット・デメリット

定時制高校は、昼間のアルバイトなどとの両立は他の学校よりもしやすいと思いますが、通学は毎日することになるため、気軽な気持ちで通おうとすると、想像以上に大変かもしれません。
実際には、全日制の高校より学校に通わなくなる生徒の割合は高くなっています。※1
自分が興味を持てたり、通いやすい近さにある学校を選ぶことも大切かもしれません。

通信制高校のメリット・デメリット

通信制高校は、自由に場所や時間を選んで勉強できますが、その分自分でスケジュールを立ててレポートを提出したり、面接指導を受けに行かなければなりません。
そのため、入学後に中退する割合が全日制の高校と比べて高いのが現状です。
計画をたてて進めるのが得意な人や、目的を持って仕事と勉強を両立させたい人に向いている学校かもしれません。

自分で勉強を進めるのが難しい場合は、通いたい通信制高校と連携して勉強をサポートしてくれる塾のような「サポート校」や、将来の仕事に役立つ専門知識を身につけることができる「技能連携校」という学校を利用することもできます。
どちらも通信制高校の学費とは別に費用がかかります。

入学するにはどうすればいい?

それでは、どうすれば定時制高校や通信制高校に入学できるのでしょうか。
定時制課程通信制課程
入試国語・英語・数学の筆記試験と調査書などの書類の提出面接・作文・願書などの書類の提出
(公立高校では、筆記試験を実施する学校もある)
入学時期4月2学期制の学校は4月と10月
(一年中入学が可能な学校もある)
どちらも、それぞれの学校が定めている入学試験に合格することで、入学することができます。

普通の高校と同じく、学校によって出題などもさまざまなので学校のホームページや募集要項をよく確認してください。
10月入学の場合、9月卒業となるところが多いですが、その場合、大学入試の時の区分が既卒(浪人生と同じ)になり、推薦入試を実施していない学校もあります。
推薦入試を考える場合は単位取得のスケジュールを調整し、3月卒業にできるよう検討してみるのも1つの方法です。

定時制高校と通信制高校の学費

下の表では、1年間にかかる費用の目安をまとめてみました。
学費は地域や学校によっても様々なので、必ずホームページなどで確認してください。
公立私立
入学金2,100円8〜30万円
授業料3万2,400円
(または1単位につき1,740円+履修単位数)
※1年で25単位取得する場合
4万3,500円
15〜50万円
その他費用(教科書代など)8万4,000円11〜30万円
合計11万8,500〜12万9,700円34〜110万円
定時制高校の費用の目安(年額)
公立私立
入学金500円1〜10万円
授業料1単位につき336円×履修単位数
※1年で25単位取得する場合8,400円
1単位につき7,000〜1万5,000円
※1年で25単位取得する場合
17万5,000〜37万5,000円
その他費用(教科書代など)1万5,000〜3万円3万5,000〜25万円
合計2万3,900〜3万8,900円22〜72万5,000円
通信制高校の費用の目安(年額)
通信制課程で私立の場合、サポート校を併用するのが一般的で、上の学費に加えて年間20~70万円程度の学費がかかります。
サポート校の学費の分は、下に書いてある金銭的なサポートが受けられないので、注意してください。

学費を金銭的にサポートしてくれる制度もある

世帯年収によって国から学費の支払いをサポートしてもらえる仕組みもあります。
「高等学校等就学支援金制度 ※2」は、保護者の年収が約910万円未満であれば授業料が一部~全額支給される制度です。
定時制も通信制も、取得する単位数によって授業料が変わる場合は、単位数に応じて支給される額が変わります。

また、「高校生等奨学給付金※3」という制度もあり、保護者の年収が約270万円未満であれば、きょうだいの人数や保護者の年収によって金額は変わりますが、年間おおよそ3万円~15万円程度が支給されます。住んでいる地域によって細かい仕組みは異なるので、詳しく知りたい方は、各都道府県の奨学給付金の窓口に問い合わせてみてください。
高校生等奨学給付金のお問合せ先一覧(文部科学省のHP)

更新: こうしん

※ 本ほんコラムは10代向じゅうだいむけ記事きじです。10代じゅうだいに関係かんけいのない内容ないようは省略しょうりゃくしている箇所かしょもありますので、20代以上にじゅうだいいじょうの方かたはその点てんご了承りょうしょうの上うえお読よみください。

出典 しゅってん

※1 文部科学省「高校生の不登校・中途退学の現状等」(2024-11-18最終閲覧) ※2 文部科学省「高等学校等就学支援金制度」(2024-11-18最終閲覧) ※3 文部科学省「高校生等奨学給付金」(2024-11-18最終閲覧)
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