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親子関係カウンセリング#12:親が重い・逃げたい

母親から性暴力を受けています

  • 性被害・わいせつ
  • 体験談・インタビュー

このコラムは2020年に行われたオンライン相談会「YouTube Live親が重たい。逃げたい。親との関係どうしたらラクになる?」の書き起こしです。

「YouTube Live親が重い。逃げたい。親との関係どうしたらラクになる?(#1~#9)」のプレイリスト

前回は「父親から性暴力を受けています」についてでした。
今回は「母親から性暴力を受けています」についてです。


ゲスト:信田さよ子さん
公認心理師・臨床心理士の資格を持つカウンセラー。親子、夫婦関係など家族問題に関するカウンセリング経験が多くあります。


MC:太田尚樹さん
Mex(このサイト)がやっているYouTube LiveでMCを担当しています。


性被害に関することでこの後また2つご紹介したいと思います。

性虐待にまつわる内容になりますので、もし心配な方や気分が悪くなった方などは、無理せずに、読むのをやめてくださいね!

母親からの性暴力体験談


まず1つ目の投稿です。

投稿内容「僕はママにおしりを舐めたれたり、(ママが)性器をたたいたり蹴ったりしてきます。これは、虐待に入りますか?」

続いて2つ目の投稿です。

投稿内容「うちの家は離婚してます。ママには彼氏がいます。小学生の時ママの部屋で寝とっとって、そこに寝室のすぐ前にドアがあってそこでよくママとママの彼氏でHしてました。ママの声が聞こえてました。ヤッとる時の。うちにとっては大好きなママとただのおっさんが交流するのはキモいし、嫌やです。考えれば、食器とか、おっさんと間接キスになります。無理です。気持ち悪いです。」
投稿内容(続き)「確かにママはお母さんだけのためではないです。ちゃんと女であることも必要です。やけどうちはパパがおらんくて、死んだ訳じゃなくて、ただ離婚しただけやけど、離婚の原因にもちょっと引っかかります。
パパがおらんから、イチャイチャが普通なんかが分からんくて、父、母の2人でイチャイチャはいいと思うけど、ママの場合は母、知らんおっさんでイチャイチャしとるから、見とって辛いです。マジ精神的になんかストレスたまります。」
投稿内容(続き)「それで、ベット欲しいって言ってベット買ってもらって、あの声聞くことはなくて、あの姿も見ることなくて、良かったです。1人で2人の姉妹も育ててくれたから、 我慢してお手伝いします。洗濯物畳む時も服の下に着るものも、ブラジャーも最近キャバ嬢みたいになっとるなって思ったのはそのためだったのかって、思いました。ママの機嫌がいい日はあいつとHしとるのかと思うと、なんかもう呆れます。どうしたら、いいですか?」

ということで、2つともすごく具体的なご相談だったかなというふうに思いますが。


最初の男の子は小6か中1くらいのですね。この話は珍しくないですね。

親からの性暴力(※親や保護者からの性暴力は性的虐待と呼ばれています。性的虐待をはじめとした虐待の定義はこちら)っていうと、お父さんから娘へって思われるかもしれません。

でも実は、母による性暴力も、少ないけどあります。特にこのように、子どもからすると性暴力(性的虐待)と言って良いかわからないような形で行われます。

母親からの性暴力って?


具体的に言うと、男の子が段々第2次性徴期に入って、性器なんかが変わってくる中で、その都度お母さんが点検することがある。

あとはずっとお風呂に一緒に入る。すごい人は、男性で、大学に入ってからもずっとお母さんとお風呂に入ってるっていう人もいます。

だから家族って毎日のことだから、これ何か変なのかなって思うけど、変なのかどうかの基準がわからないじゃないですか。

でもやっぱりすごい嫌だし、多分この子だったら屈辱感や違和感があると思うんです。これは明らかなお母さんからの性虐待です。だから、「それはやめてほしい」って言っても大丈夫だと思う。


お母さんは気づいていないんですかね?やめてほしいって思ってるって。


多分抵抗してないでしょう。抵抗できないからね。

そうすると「この子も良いと思ってるんだ」と。「私と一緒にゲームやってるんだ」ぐらいの感覚じゃない?


じゃあ、これもできるならはっきりと「嫌だ」ということを言えたら良いと。

もう1つの投稿の方は、こっちの1つ目の彼とは違って、具体的に自分がされているというよりも、身近にそういった状況があるっていうご相談でしたけども。

親の性的な関係を見たくない


論外ですね、論外。もう絶対ダメ。

別にそのお母さんがね、彼氏作るのは自由ですよ、それは全然構わないと思う。でも、娘がいないところでやんなきゃダメですよ。

「何も思わないだろう、だって自分は母親だから」「この子たちにとって絶対の存在だから、自分が何したって構わない」って思ってるんでしょう。


すごいですよ、母親の自信って。何を言っても、何をやってもいい。

特に性的なものに対して、割合とルーズな親っていますよね。普段の会話でもすごいエロ話したり、あとはその、子どもの目の前でやっぱりこういうことやってみたり。

例えば両親でも、子どもたちは自分の目の前で父と母が性的な関係にあって、イチャイチャするとやっぱり嫌なんですよ。

だから、育児の原則は、両親の性的な関係を一切子どもに見せず遮断するっていうのが、より良い育児の大原則なんです。性というものから子どもを守らなきゃいけないんです。

だけど、このお母さんは本当にまったく無いでしょう。だからこれは本当に性暴力ですし、心理的にも虐待だし、いろんな意味で超問題ありますね。

性暴力の子どもへの影響


こういう環境で行くと、この女の子も、早期に性的な関係を外で持つようになる可能性がある。

見たくもない性的なものから逃れるのに1番いいのは、自分が外で性的なことをやることなんですね。だから、中3くらいでコンビニの前に体育座りしちゃって、夜の街を歩くとか、そういう仲間ってありますよね。

そういう子たちを、渋谷のセンター街なんかで見回りをして、23時とか23時半にね、うちへ帰りなさいって言うと、「うちへ帰りたくない」っていう子どもたちいるんですよ。

「なんで?」とか聞くと、「うちにいたら母親の彼氏がいるし、だからうちに帰ってもいるところがないんです」とか。

まあこの子はベット買ってもらったけどね。家庭の外に居場所を見つけたり。特に女の子だと、性的な関係を持つのが1番家庭の外の居場所になったりするんです、残念ながら。


それは、性に関する嫌な記憶を上書きする感覚なんですか?


つまり男の子が、1番女の子をちやほやしてくれるのは、性的な関係があるからでしょう。

だから性的な関係を持とうとしたときに、男の子たちは女の子を大事にするし、「かわいいな」とか「お前いいな」とか言ってくれるじゃないですか。

そうすると、「生まれて初めてそんなこと言ってもらった」みたいな、「私のことをこんなにかわいいって言ってくれる」とか。そうなったらすぐにその女の子は、そういう男性と、性的な関係にはまっていっちゃうわけですよ。


こういうお母さんとかに、本人が違和感があることを態度で表現して見せてても、「え?普通だよ?」とか、「これがうちの性教育だよ」みたいなことじゃないけど、これも1つのお母さんが見せたいことなのかなとかなんか思っちゃう。


そんな正当化するようなシャレた親はいないね。むしろ、「何文句あんだ」「あんたたち育てたのは私なんだよ。文句言うんじゃない」っていう感じじゃないの?

「これが普通で性教育しています」みたいな、そんな立派なことを言うとは思えない、私は。


なるほど。自分はこれは1つの教育を受けているんだって思っちゃうような子がいるのかなと。


それは、お母さん思いだね。


そういう状況でも、お母さん思いな子っているんじゃないかなって思いまして。


この子だってお母さん思いじゃない?

「パパとだったらいいけど、あのおじさん気持ち悪い。見ず知らずの人が家に入ってきて、すごく嫌だ」って。でもそれを言えないわけでしょ、お母さんには。

言えなくてこういう投稿をしてきてるわけだから。すごいお母さん思いだと思いますよ。

Mexには他にもたくさんの相談窓口があります。気になった方は調べてみてくださいね。

この内容をもとの動画でみる方はこちら
次回は、「親の依存と役割逆転」です。 他の回が読みたい方はこちらから。

更新: こうしん

※ 本ほんコラムは10代向じゅうだいむけ記事きじです。10代じゅうだいに関係かんけいのない内容ないようは省略しょうりゃくしている箇所かしょもありますので、20代以上にじゅうだいいじょうの方かたはその点てんご了承りょうしょうの上うえお読よみください。

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